こんにちは。長らく更新が滞ってしまいましたが、今月は前半に3箇所で展示があったので、いつものことながらバタバタと忙しく過ごしていました。
そのうちのひとつ、横浜のFEI ART MUSEUMで開催されていた「日本画の様々な表現展」が先週終わりました。足を運んで下さってみなさま、どうもありがとうございました。

この「日本画の様々な表現展」は展覧会名に〜作家の言葉〜というサブタイトルがついているように、作品だけでなく日本画を描くそれぞれの作家のエスキースやスケッチ、普段使っている画材なども展示するという趣旨の展覧会でした。私も作品と一緒にスケッチや、紙のサンプルなどを展示しましたが、他の作家さんの使っている画材なども展示されていたので、見る方としても興味津々でした。

レセプションの様子

 私の展示ブースです。2011年に制作した「ゆるやかなすべて」という作品を展示しました。

しかしなんといっても今回の展示の特徴はこれ。

作品のもとになる、スケッチや和紙などです。普段展示するのは完成された作品だけですが、こういう作品になる前のスケッチや素材が自分にとっては完成した作品と同じか、それ以上に大事だったりします。

 奥の方はスケッチ、手前の方に置いてあるのは実際に作品に使った紙の切れはしです。私の制作はこの紙を加工するところから始まります。
パネルには 、自分にとってのスケッチや日本画の画材を使うことの意味についての文章を書きました。近々その内容もここにアップしたいと思います。

 他の作家さんの作品も少し紹介します。

谷川将樹さんのスケッチ。動物の動きを追いかけるようなタッチです。

永岡郁美さんの作品。屏風も自分で仕立てたそうです。

作品だけではなく「作品の周辺」を展示させてもらうことで、自分の制作がどういう要素から出来ているか、今一度みつめることもできました。見に来て下さった方々、このような機会を下さったFEI ART MUSEUMさんにも感謝しています。どうもありがとうございました。

日本画の様々な表現展