今年最初の企画展示、「覚の会」が一昨日靖山画廊で初日を迎えました。
前評判もあって初日からたくさんの方にご来場頂きました。


今回の展示は彫刻家と日本画家が入混じったグループ展ということで 、展示の内容もとてもユニークなものになっています。出品作家は全員が芸大の保存修復の大学院で古い絵の模写や仏像彫刻の模刻など、古典技法を学んだ人達で構成されています。普段から制作している個人の作品とは別に、彫刻と日本画の作家が2人ずつペアを組んでお互いの技を出し合い、コラボレーション作品を作るというのが今回の企画の大きな特徴です。

 

コラボ作品のひとつ、「月の雫」です。
私が描いた掛け軸の月の前に彫刻家、吉水快聞さんの蓮の木彫が佇む作品です。絵に描かれた蝶が蓮の花の香りにひかれて寄って来たような場をイメージしました。

蓮の形は吉水さんが木から彫りだしたもの、彩色と、花びらに施された截金は私が施したものです。今回はただ作品を一緒に並べるだけでなく、ひとつの作品に2人が関わって技を出し合うというのもコンセプトのひとつなので、2人で知恵を絞った結果、このような作品になりました。慣れない木彫彩色でしたが、自分が一枚一枚塗った花びらを吉水さんが組み立てて立体になった瞬間は感動ものでした。
「覚の会」は銀座の靖山画廊で1/31まで開催しております。私は27(日)と31(木)は在廊しております。ぜひお越し下さいませ!

 

 

覚の会はじまりました。